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        <subtitle>A personal blog</subtitle>
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        <title>中小規模組織向け生成AIガイドラインサンプル</title>
        <published>2026-02-15T11:38:57+09:00</published>
        <updated>2026-02-15T11:38:57+09:00</updated>
        <author>
            <name>Toshiyuki Yoshida</name>
        </author>
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            <content type="html">&lt;!-- image --&gt;
&lt;details&gt;
&lt;summary&gt;Table of Contents&lt;&#x2F;summary&gt;
&lt;!-- toc --&gt;
&lt;&#x2F;details&gt;
&lt;!-- textlint-disable --&gt;
&lt;img
  src=&quot;https:&amp;#x2F;&amp;#x2F;codedchords.dev&amp;#x2F;blog&amp;#x2F;2026&amp;#x2F;02&amp;#x2F;genai-guideline-sample&amp;#x2F;cover.webp?h=b5847dab37b3cf9136f1&quot;
  alt=&quot;cover&quot; width=&quot;1358&quot; height=&quot;761&quot; loading=&quot;lazy&quot;
&#x2F;&gt;&lt;!-- textlint-enable --&gt;
&lt;h2 id=&quot;TL;DR&quot;&gt;TL;DR&lt;&#x2F;h2&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;以前公開した
&lt;a href=&quot;&#x2F;blog&#x2F;2026&#x2F;01&#x2F;genai-governance-checklist-release&#x2F;&quot;&gt;生成AIガイドラインチェックリスト&lt;&#x2F;a&gt;
に基づき、具体例として参考にできる
サンプルガイドラインを作成し追加した&lt;&#x2F;li&gt;
&lt;li&gt;IT専門部署のない中小規模組織を想定した
&lt;strong&gt;大事故を防ぐ最低限を身の丈に合わせて
整えた60点ガイドライン&lt;&#x2F;strong&gt;&lt;&#x2F;li&gt;
&lt;li&gt;サンプルガイドラインの組織プロファイル・要件定義など
設計背景の文書もすべてリポジトリで公開。
カスタマイズの判断材料として使える&lt;&#x2F;li&gt;
&lt;&#x2F;ul&gt;
&lt;!-- textlint-disable --&gt;
&lt;iframe class=&quot;hatenablogcard&quot; src=&quot;https:&#x2F;&#x2F;hatenablog-parts.com&#x2F;embed?url=https:&amp;#x2F;&amp;#x2F;github.com&amp;#x2F;yostos&amp;#x2F;genai-governance-checklist&quot; width=&quot;100%&quot; height=&quot;155&quot; frameborder=&quot;0&quot; scrolling=&quot;no&quot; loading=&quot;lazy&quot;&gt;&lt;&#x2F;iframe&gt;
&lt;!-- textlint-enable --&gt;
&lt;h2 id=&quot;なぜサンプルを作ったのか&quot;&gt;なぜサンプルを作ったのか&lt;&#x2F;h2&gt;
&lt;p&gt;チェックリスト公開後、
「チェック項目の意図はわかったが、
具体的な書き方がわからないので実物を見せてほしい」
という声を多くいただきました。&lt;&#x2F;p&gt;
&lt;p&gt;チェックリストは
「何を書くべきか」を示すものですが、
「どう書くか」は組織の規模・業種・
リスク許容度によって大きく異なります。
前提が異なる例を見て意味があるのかという
疑問は大いにありますが、
「サンプルを見せて」というセリフは確かによく聞きます。
そこで特定の組織像を明確に設定したうえで、
そのまま実例として参照できるレベルの
サンプルガイドラインを作成しました。&lt;&#x2F;p&gt;
&lt;p&gt;前提がリテラシー・ガバナンスの低い組織なので、
完璧な例を作成しても実行不能でしょう。
当サンプルガイドラインは、
大事故を防ぐ最低限を
身の丈に合わせて整えた
60点を目指しています。&lt;&#x2F;p&gt;
&lt;h2 id=&quot;前提条件&quot;&gt;前提条件&lt;&#x2F;h2&gt;
&lt;p&gt;このサンプルには明確な前提条件があります。&lt;&#x2F;p&gt;
&lt;p&gt;想定する組織は、
専門のIT部門を持たない中小規模の組織です。
&lt;code&gt;organization-profile.md&lt;&#x2F;code&gt; に記載した通り、
一般社団法人を想定しています。&lt;&#x2F;p&gt;
&lt;p&gt;こういった組織では独自に
生成AIを組み込んだシステムを
構築しづらいと考えます。
したがって、理事長などが無邪気に
「なんか生成AIいいらしいから、
ChatGPTを導入しよう」
みたいな担当者にとっては
地獄のようなシーンを想定しています。&lt;&#x2F;p&gt;
&lt;p&gt;こうした組織ではガイドラインを
まじめに一から作ることは稀で、
どこかから持ってきたものを
そのまま使う傾向があります。
だからこそ具体例として参考にできる水準の
サンプルを提供しています。&lt;&#x2F;p&gt;
&lt;p&gt;自組織への適用を検討する際は、
以下の前提が合致するかを
必ず確認してください。&lt;&#x2F;p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;ChatGPT Team、Claude、Geminiなど
組織向け有料プランを利用する。
無料・個人プランは対象外&lt;&#x2F;li&gt;
&lt;li&gt;自社システムやSaaSに組み込まれるような
生成AIは想定していない&lt;&#x2F;li&gt;
&lt;li&gt;セキュリティやシステム管理の規定が
存在しないか、実効性がない&lt;&#x2F;li&gt;
&lt;li&gt;リテラシーが低く、かなり一般的なレベルから説明が必要&lt;&#x2F;li&gt;
&lt;li&gt;AI専任の管理者は置けず、
総務担当者などが兼務する運用体制&lt;&#x2F;li&gt;
&lt;&#x2F;ul&gt;
&lt;h2 id=&quot;サンプルガイドラインの概要&quot;&gt;サンプルガイドラインの概要&lt;&#x2F;h2&gt;
&lt;p&gt;リポジトリの &lt;code&gt;docs&#x2F;guideline-sample&#x2F;&lt;&#x2F;code&gt; には
サンプル本文だけでなく、
その背景となる文書も一式公開しています。&lt;&#x2F;p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;code&gt;organization-profile.md&lt;&#x2F;code&gt; —
想定組織の規模、業種、体制、
現在のAI利用状況、懸念事項を定義した
組織プロファイル&lt;&#x2F;li&gt;
&lt;li&gt;&lt;code&gt;requirements-for-guideline.md&lt;&#x2F;code&gt; —
対象読者、文書設計の方針、
チェックリストとの対応方針を記載した
ガイドライン要件&lt;&#x2F;li&gt;
&lt;li&gt;&lt;code&gt;guideline-sample.md&lt;&#x2F;code&gt; —
全10章構成のサンプルガイドライン本文&lt;&#x2F;li&gt;
&lt;li&gt;&lt;code&gt;guideline-sample.html&lt;&#x2F;code&gt; —
pandocで変換済みのHTML版&lt;&#x2F;li&gt;
&lt;li&gt;&lt;code&gt;Makefile&lt;&#x2F;code&gt; —
MarkdownからHTMLへの変換スクリプト。
pandocがあれば &lt;code&gt;make&lt;&#x2F;code&gt; で再生成できる&lt;&#x2F;li&gt;
&lt;&#x2F;ul&gt;
&lt;p&gt;「なぜこの内容になったのか」を
追跡できるようにすることで、
自組織向けにカスタマイズする際の
判断材料にしていただくことが狙いです。&lt;&#x2F;p&gt;
&lt;p&gt;サンプルはチェックリストの
必須74項目と推奨19項目、
合計93項目をカバーしています。
全10章の構成は以下の通りです。&lt;&#x2F;p&gt;
&lt;ol&gt;
&lt;li&gt;組織体制と役割&lt;&#x2F;li&gt;
&lt;li&gt;利用が許可されるAIサービス&lt;&#x2F;li&gt;
&lt;li&gt;利用が許可される範囲&lt;&#x2F;li&gt;
&lt;li&gt;データ入力の制限&lt;&#x2F;li&gt;
&lt;li&gt;AI出力の利用上の注意&lt;&#x2F;li&gt;
&lt;li&gt;リスク管理&lt;&#x2F;li&gt;
&lt;li&gt;教育・研修&lt;&#x2F;li&gt;
&lt;li&gt;インシデント対応&lt;&#x2F;li&gt;
&lt;li&gt;違反時の対応&lt;&#x2F;li&gt;
&lt;li&gt;ガイドラインの運用&lt;&#x2F;li&gt;
&lt;&#x2F;ol&gt;
&lt;p&gt;特に第4章「データ入力の制限」では、
個人情報・機密情報・顧客情報・
認証情報・財務情報・人事情報・
法的保護情報の7分類について
具体例とともに禁止事項を定めています。
また匿名化の手順も示しており、
「何がダメで、どうすればいいのか」を
非エンジニアにも伝わるように記述しました。&lt;&#x2F;p&gt;
&lt;h2 id=&quot;カスタマイズのポイント&quot;&gt;カスタマイズのポイント&lt;&#x2F;h2&gt;
&lt;p&gt;サンプルをそのまま使うのではなく、
自組織の状況に合わせた調整を推奨します。&lt;&#x2F;p&gt;
&lt;p&gt;許可するAIサービスの種類、
禁止情報の分類と具体例、
インシデント時の報告先と連絡体制は
最低限見直してください。
業種固有の規制がある場合
（医療、金融、教育など）は、
該当する法令への対応を追加する
必要があります。&lt;&#x2F;p&gt;
&lt;p&gt;リポジトリの組織プロファイルと
要件定義を自組織版に書き換えるところから
始めることをお勧めします。
前提を整理すれば、
ガイドライン本文の修正ポイントが
自ずと明確になります。&lt;&#x2F;p&gt;
&lt;!-- textlint-disable --&gt;
&lt;div class=&quot;admonition warning&quot;&gt;
    &lt;div class=&quot;admonition-icon admonition-icon-warning&quot;&gt;&lt;&#x2F;div&gt;
    &lt;div class=&quot;admonition-content&quot;&gt;
        &lt;strong class=&quot;admonition-title&quot;&gt;免責事項&lt;&#x2F;strong&gt;
        &lt;p&gt;本サンプルは情報提供を目的としており、
法的助言を構成するものではありません。
実際のガイドライン策定にあたっては、
自組織の法務担当者や外部の専門家に
確認のうえご利用ください。
組織の業種、規模、
取り扱う情報の性質によって
必要な対策は異なります。
本サンプルの利用によって生じた損害について、
筆者は一切の責任を負いません。&lt;&#x2F;p&gt;

    &lt;&#x2F;div&gt;
&lt;&#x2F;div&gt;
&lt;!-- textlint-enable --&gt;
&lt;h2 id=&quot;まとめ&quot;&gt;まとめ&lt;&#x2F;h2&gt;
&lt;p&gt;正直に書きます。&lt;&#x2F;p&gt;
&lt;p&gt;チェックリストを公開後、
「ガイドラインのサンプルがあれば」と言われました。
そこで組織プロファイルから要件定義まで
丁寧に文書化し、93項目をカバーした
サンプルガイドラインを提供しました。
HTML版や変換スクリプトまで付けました。&lt;&#x2F;p&gt;
&lt;p&gt;結果どうなったか。
結局、サンプル活用の労力すら惜しんで
まともな検討もなく、出来合いの他組織の
ガイドラインをコピーしたものが採用されました。&lt;&#x2F;p&gt;
&lt;p&gt;そもそもの発端を振り返れば、
組織としてAIで何を実現したいかという
ビジョンがあったわけではありません。
組織トップの「なんか生成AIいいらしいから
導入しよう」という思いつきです。
導入によって何を実現したいのかが
不明確なまま、具体的な計画もなく
号令だけが降ってくる。
よくある話ですが、
そんな動機で降ってきた仕事に
担当者がやる気を出せないのは
むしろ当然でしょう。&lt;&#x2F;p&gt;
&lt;p&gt;それでもこのサンプルを公開するのは、
同じような状況で困っている担当者が
他にもいると確信しているからです。
組織のトップが思いつきで
「生成AIのガイドライン作って」と
言い出すシーンは、
いまこの瞬間も日本中で
起きているはずです。&lt;&#x2F;p&gt;
&lt;p&gt;チェックリストとサンプルを
組み合わせて使っていただければ、
少なくとも60点のガイドラインは
作れます。
60点で始めて、
運用しながら改善していく。
完璧を待つより、
はるかに良い選択だと考えています。&lt;&#x2F;p&gt;
</content>
        <summary type="html">「具体的なガイドラインの例が欲しい」という声に
応えて、60点の生成AIガイドラインサンプルを
公開しました。IT専門部署のない中小規模組織を
想定し、チェックリストの93項目をカバーしています。
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