パンを焼いてみた
ル・クルーゼのブレッド・オーブンで、フランスパンの原点ともいえるブール(Boule)を焼いてみました。全粒粉を使ったレシピと、自分でパンを焼く理由を紹介します。
Table of Contents
ル・クルーゼのブレッド・オーブン1を使って、パンを焼いてみました。
ブレッド・オーブンとは
ル・クルーゼの製品でスキレットにクロッシュ型(ベル型)のフタが付いたような製品です。
このフタにより「ドームエフェクト」が発生し内部で蒸気が効率良く循環し、 スチームオーブンでなくてもパンが表面はパリッと中はしっとりというプロ級のパンが焼けると言う製品です。
初めて焼いてみましたが、初心者としてはハードパンが上手く焼けたのではないでしょうか。
スキレット部分はマットなホーロー加工なのでこびりつきにくいと思いますが、今回は油が足りなかったのか、打ち粉が足りなかったのか底がちょっと焼き付いてしまいました。上手に焼けると、スキレット部分のル・クルーゼのブランドロゴがきれいにパンに入るようです。
今回のパンのレシピ
今回はブール(Boule)という古い形のフランスパンです。
フランス語でパン職人を指す「ブーランジェ(Boulanger)」やパン屋を指す「ブーランジェリー(Boulangerie)」は、この「ブール」を作る人、という意味から派生したと言われています。 つまりフランスのパン文化の原点ともいえるパンです。
バゲットとの違いとしては、丸い形のおかげでクラストとクラムの比率が異なり、内側のもっちりした部分が多くなります。バゲットより長持ちするのも丸型のメリットです。バゲットが20世紀初頭の規制変更で生まれた比較的新しい形であるのに対し、ブールは中世から続く伝統的な形です。
材料は次のものです。
- 準強力粉: 400g(今回は全粒粉)
- モルトパウダー: 1g
- 塩: 8g
- インスタントドライイースト: 1.6g
- 水(28℃): 284g
作り方は次の通りです。
- 材料をタッパーで混ぜる
- ドライイーストを水に混ぜる
- モルトパウダーと塩を入れて準強力粉と混ぜる
- イーストを溶かした水を準強力粉に注ぐ
- タッパーの中で粉が無くなるまで混ぜる
- 手に追加生地はカードで落とす
- 一次発酵(60分)
- タッパーで蓋をして室内に置いておく
- ガス抜き
- 表面に薄い膜が出来ている。
- カードを使って生地を一周してまとめていく
- 最後裏返しておく
- 冷蔵庫で休ませる(12〜18時間)
- 複温(60分)
- 丸め・ベンチタイム(20分)
- タッパーに多めの打ち粉をして、台の上に出していく
- 生地を3つ折りにして、少し丸める
- タッパーを被せて休ませる
- 成形
- 生地に粉を振る
- 生地の四方を集めて、丸く整える。(あまりこねない)
- とじ目を持って発酵カゴに入れて、濡れ布巾を被せる
- 生地を休ませる(20分)
- 焼く
- 天板を予め予熱しておく
- 発酵カゴからルクルーゼに移す
- 蓋を付けて250℃ で20分
- 蓋を取り230℃ で15分
結構な量が出来ますが、余ったものは冷凍して1週間程度できます。
なぜパンを焼くのか
もともとハード系の全粒粉のパンが好きなのです。 米国の食事ガイドラインでも次のように定義されています。
Focus on Whole Grains
- Prioritize fiber-rich whole grains.
- Significantly reduce the consumption of highly processed, refined carbohydrates, such as white bread, ready-to-eat or packaged breakfast options, flour tortillas, and crackers.
- Whole grains serving goals: 2–4 servings per day, adjusting as needed based on your individual caloric requirements.
— Dietary Guidelines for Americans, 2025–2030, p.3
これは2026年1月7日に改定されたものです。 昨年までは「穀物摂取の少なくとも半分を全粒穀物にする」という表現でしたが、今回は白パン(white bread)が精製炭水化物の具体例として名指しされています。また、全粒粉についてはシンプルに「食物繊維が豊富な全粒穀物を優先せよ」とより強い表現になりました。
1日あたり2〜4サービングという具体的な目標量が示されています。 これは、次のような目安になります。
- 全粒粉の食パン 2〜4枚
- オートミール 1〜2カップ
- 玄米 1〜2カップ
- 全粒粉パスタ 1〜2カップ
全粒粉のパンは見かけると購入していたのですが、 なかなか普通のパン屋さんだと置いておらず、置いているパン屋さんでも時間帯があわないと購入できないこともありました。
ならば、自分で焼こうというのが理由です。
まとめ
「パンを焼く」というとちょっと難しいイメージがありましたが、Bouleはどんな粉でも作れて発酵も簡単です。 形状もル・クルーゼのブレッド・オーブンと相性がよいのです。
クラスト(皮)は厚めで香ばしく、クラム(内部)はしっとり柔らかで、 シンプルな材料(小麦粉、水、塩、酵母)で作るため小麦本来の風味が楽しめました。
週末には焼いていこうかと思います。
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