【DJI Avata2】千葉県大多喜町 - 粟又の滝

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千葉県大多喜町、養老渓谷の最奥にある粟又の滝をDJI Avata2で撮影してきました。

粟又の滝について

粟又の滝は、養老渓谷を流れる養老川の上流にかかる房総半島随一の名瀑です。正式名称は「高滝(たかたき)」、別名を「上総養老の滝」といい、養老渓谷という地名そのものがこの滝の別名に由来しています。

落差約30m、幅約30m、全長は約100mに及びますが、垂直に一気に落ちる滝ではありません。ゆるやかに傾斜した岩盤の上を、水が絹のように滑り落ちていく「滑滝(なめたき)」です。この岩肌は上総層群黄和田層の泥岩層で、やわらかい砂岩や凝灰岩が侵食される一方、侵食に強い泥岩が削り残されることで、滑らかな滝面が形づくられました。養老渓谷一帯は新生代の海成層を観察できる場所として「日本の地質百選」にも選ばれています。

滝つぼからは養老川沿いに、千代の滝・万代の滝・昇龍の滝・深沢の滝を巡る全長約1.7kmの滝めぐり遊歩道が続きます。千葉県でも屈指の紅葉スポットとして知られ、見頃は11月下旬から12月上旬ですが、私が訪れた初夏は新緑が美しい時期でした。アクセスは圏央道の市原鶴舞ICから約30分、町営駐車場(普通車500円)が滝のすぐそばにあります。

DJI Avata2で水面を飛ばす難しさ

今回はDJI Avata2を、モーションコントローラーのDJI RC Motion3で操縦しました。木々に囲まれた滝という狭く難しいロケーションに加えて歯痛も抱えており、マニュアル操作に自信が持てなかったためです。

RC Motion3で選べる飛行モードでは、機体下方と後方のビジョンセンサーを使ってドローンが自動的に位置を保持します。ところが滝つぼや水面は光を強く反射し、模様にも乏しいため、このビジョン測位がうまく働きません。結果として、機体が水面の上で位置を保てず狙ったとおりに水面すれすれを飛ばすことができませんでした。特に滝上空では位置が保てず勝手に後進するような動きになったので、高度を取って木の上からの撮影に切り替えました。

次は紅葉の季節に

今回は歯痛とロケーションに振り回され、飛ばすだけで精いっぱいでした。映像も雑なものになってしまいましたが、それでも滑滝らしいなだらかな滝の表情は記録できたかと思います。

粟又の滝は千葉県でも屈指の紅葉スポットです。ゆるやかな岩肌を滑り落ちる水の流れを、赤や黄に色づいた木々が縁取る空撮は、想像するだけでも美しいはずです。次は体調を整え、機材の設定も詰めたうえで、紅葉の季節にあらためて挑戦してみたいと思います。